我慢しなくても、体は整えられた|酒とアトピーと水の話

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はじめに|「酒=アトピー悪化」は本当なのか?

我慢しなくても、体は整えられた|酒とアトピーと水の話

はじめに|「酒=アトピー悪化」は本当なのか?

アトピー体質の人にとって、「お酒を飲むと痒くなる」というのは、ほぼ常識のように語られている。

私自身も、長いあいだそう思ってきた。

  • 飲み会の夜は痒くなる
  • 夜中に無意識に掻いてしまう
  • 翌日も皮膚が荒れている

そんな経験を何度もしてきたからだ。

そのため、「アトピーを良くしたいなら、酒は我慢するしかない」と、半ば当然のように考えていた。

だが最近、その考えを見直すきっかけになる出来事があった。

飲み会が続いたのに、なぜか痒みが少なかった

ここ最近、正直に言うと飲み会が続いていた

  • 外での飲み会
  • 店で10杯くらいは飲んでいたと思う
  • それが2日連続

量としては決して軽くない。「これはさすがに荒れるだろうな」と思っていた。

ところが不思議なことに、日中から夕方にかけて、ほとんど痒みを感じなかった

完全に無症状というわけではないが、「あ、今日は大丈夫かもしれない」と思えるレベルだった。

なぜだろうか。

生活を振り返ってみて、一つだけ明確に違っていたことがあった。

水をしっかり飲んでいたのである。

飲み会2日間で分かった、水と痒みのはっきりした違い

この2日間は、水の飲み方がはっきり違っていた

1日目|日中も、飲んでいる最中も水を多めに飲んだ日

1日目は、

  • 日中から意識して水を多めに飲んでいた
  • 飲み会中も、合間に少しずつ水を飲んでいた

アルコールだけにならないよう、自然に水を挟んでいた。

結果どうなったかというと、驚くくらい、寝る時に痒くならなかった

布団に入っても、「あ、今日は来ないな」そう感じられるほどだった。

2日目|水は飲んでいたが、夜に痒みが出た日

2日目も同じように飲み会があった。

水は意識していたつもりだったが、1日目ほど日中に飲めていなかったと思う。

その夜、布団に入ると、少し痒みが出てきた。

ただ今回は、「原因が何か」が、なんとなく分かっていた。

夜中に水を飲んだら、痒みが落ち着いた

夜中に一度目が覚めた時、水をコップ2杯分飲んだ。

すると不思議なことに、その後、痒みがスッと落ち着いた

薬を塗ったわけでもない。我慢したわけでもない。

水を飲んだだけで、体の反応が変わった。

この体験は、かなり衝撃的だった。

アトピーの痒みは「酒」より「脱水」が原因だった?

この出来事をきっかけに、一つの仮説がはっきり浮かんだ。

痒みの原因は、お酒そのものではなく脱水状態だったのではないか

アルコールには利尿作用がある。飲んでいる最中は気づきにくいが、体の中の水分は確実に失われている。

水分が不足すると、体では何が起きるのか。

脱水がアトピーの痒みを悪化させる理由

血液が濃くなり、皮膚の血流が悪くなる

水分が不足すると、血液は濃くなる。その結果、末端である皮膚まで血流が届きにくくなる。

皮膚の修復に必要な酸素や栄養が行き渡らず、刺激に対して過敏になりやすい。

ヒスタミンの影響を受けやすくなる

痒みの原因物質として知られるヒスタミン。アルコールは、このヒスタミンの放出を促す。

そこに脱水が重なると、ヒスタミンが体内で薄まらず、神経を刺激しやすくなる。

結果として、夜に痒みが出やすくなる

自律神経が乱れ、夜に症状が出やすくなる

脱水状態は自律神経にも影響する。

  • 体温調節がうまくいかない
  • 血管の拡張・収縮が乱れる
  • 神経が過敏になる

これらが重なり、「夜だけ痒い」という状態が起きやすくなる。

夜中に水を飲んで痒みが引いた理由

夜中に水を飲んだことで、

  • 血液の濃度が下がった
  • 末梢の血流が改善した
  • 神経の興奮が落ち着いた

結果として、体が本来の状態に戻ったのだと思う。

薬のように抑え込んだのではなく、環境を整えただけだった。

「水を飲めば酒を飲んでいい」という話ではない

誤解してほしくないのは、「水を飲めば、いくら酒を飲んでも大丈夫」という話ではないということだ。

ただ、少なくとも私の場合は、

  • 酒+水不足 → 痒みが強く出る
  • 酒+水が足りている → 痒みが出にくい

この差は、はっきり体感できた。

これまで「酒が悪い」と一括りにしていたが、実際は酒と脱水がセットになった時に症状が出ていた可能性が高い。

今やっている、シンプルな水分対策

今、私が意識しているのは本当にこれだけだ。

  • 日中にこまめに水を飲む
  • 飲酒日は、いつもより水を多めに飲む
  • 寝る前にコップ1〜2杯
  • 夜中に目が覚めたら、迷わず水を飲む

特別なサプリも、難しいルールもない。

水を飲む量を守る。それだけだ。

眠気や乾燥とも、はっきりリンクしていた

振り返ってみると、水分不足は痒みだけでなく、他の不調とも強く結びついていた。

  • 日中の強い眠気
  • 体のだるさ
  • 皮膚の乾燥感

これらはすべて、水をあまり飲んでいなかった日と重なっている。

水をしっかり飲んだ日は、

  • 眠気が軽い
  • 肌の突っ張りが少ない
  • 夜も比較的落ち着いている

体は、思っている以上に正直だった。

アトピー対策は「減らす」より「足す」

アトピー対策というと、

  • 食事制限
  • 禁酒
  • 禁欲
  • 我慢

と、「何かを減らす」方向に意識が向きがちだ。私自身も、そうだった。

だが今回の体験で思った。

まず足すべきものがあった。それが、水だった。

水は治療ではない。だが、回復が起きるための土台だった。

まとめ|飲酒後の痒みに悩む人へ

  • 飲み会でかなり飲んだ日でも、痒みが少なかった
  • 共通点は「水をしっかり飲んでいた」こと
  • 夜中の痒みも、水で落ち着いた
  • 原因は酒そのものより、脱水の可能性が高い

もし、

  • 酒を飲むと必ず痒くなる
  • 夜中に掻いてしまう

そんな悩みがあるなら、一度でいいので水の量だけ意識してみてほしい。

最後に

アトピーは、人によって原因も対策も違う。この方法がすべての人に当てはまるとは思っていない。

ただ少なくとも、私の体では確かな変化があった

体は、思っている以上に正直だった。


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