少しずつ行動できるようになった話|禁欲で変わった日常の感覚
昔は何をするにもおっくうで、やろうと思っても体が動かないことが多かった。
それが最近、少しずつ行動できるようになっていると感じる。きっかけは禁欲だ。
「我慢」ではなく、ドーパミンの使い方が静かに整ってきた感覚に近い。
最初のうちはムズムズする時間もあったが、続けるほど小さな行動で満足できる感度が戻ってきた。
気づけば、SNSや動画に吸い込まれる時間が減り、「少しやってみようかな」が自然に出てくる。
今日の気づき
- 行動そのものが報酬になると、気分が軽くなる。
- 「強い刺激」より「整える行動」のほうが後味が良い。
- 少しの前進が、翌日の自分を押してくれる。
体調を崩していた時期は、家で自重トレーニングを淡々と続けた。腕立て・スクワット・ゆっくりしたネガティブ動作。
久しぶりにジムへ行くと、空気に触れた瞬間に血が巡る感じが戻り、「やっぱり好きだな」と素直に思えた。
家で積み重ねていたおかげか、体はしっかり反応。終わった後の静かな充実が、次の行動を呼ぶ。
継続のコツ
- 楽しい内に帰る(少し物足りないで終了)
- フォーム最優先。痛みゼロ域で刺激だけ拾う。
- 1回の時間を短く、頻度で勝つ。
肩を守るメモ
- 肘は外に開きすぎない。
- 手幅はやや狭めで可動域コントロール。
- 痛みが出る「深い引き」は避ける。
同時に、自炊へのこだわりも強くなった。外食を減らし、炊いたご飯・肉・卵・納豆・味噌汁のシンプル構成。
調味料は最小限、加工食品は避ける。これだけで食後の体は軽く、気分も安定する。
包丁の音、フライパンの音、湯気の気配——台所の小さなリズムが心を整える。
自炊ミニ・テンプレ
- 主食:ご飯(量は気分と活動量で調整)
- 主菜:肉 or 魚(焼くだけ・煮るだけ)
- 副菜:卵 or 納豆
- 汁物:味噌汁(乾物+野菜でOK)
さらに、ふき掃除を数分だけでも習慣にする。机と床をさっと拭くだけで空気が変わる。
視界のノイズが消えると、思考も静まる。これは筋トレや自炊と同じく、行動=報酬になる代表格だ。
帰宅後3ステップ(合計15分想定)
- ふき掃除3分:机→床の順でリズムづくり。
- 自重トレ5〜7分:腕立て or 懸垂 or スクワットのどれか1つ。
- 簡単自炊5分:ご飯+メイン1品+味噌汁。
→ 「やった感」を短時間で作ることで、夜のダラダラが減る。
振り返ると、禁欲・筋トレ・自炊・掃除は、どれも「自分を整える」という一点に集約される。
禁欲はドーパミンを整え、筋トレは体を整え、自炊は食を整え、掃除は環境と心を整える。
この4つが重なるほど、「やらなきゃ」から「やっておくと気持ちいい」へと自然にシフトする。
結論:重い努力より、軽い整えを積み重ねる。
ちょっと楽しかったところで終えると、翌日の自分がまた動き出す。
完璧はいらない。今日も小さな一歩を重ねれば、日常は前に進む。
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