昨日より冷静になれた自分|イライラを自己消化するジャーナル習慣

昨日より冷静になれた自分|イライラを自己消化するジャーナル習慣

人間関係や仕事の場面で「イライラする」「冷静になれない」と感じることは誰にでもあります。
特に真剣に取り組んでいるときほど、相手の言動に心を振り回されやすいものです。

私自身も最近、職場でイライラを強く感じる出来事がありました。
しかし、そこで「昨日より冷静になれた」と実感できたことがありました。小さな変化でも、この積み重ねが成長につながるのだと思います。

本記事では、私の体験をもとに イライラの対処法 として「ジャーナル習慣」を活用する考え方を整理してみます。


目次

イライラは視野を狭くする

イライラしているときは、どうしても視野が狭くなるものです。
相手の欠点や失敗ばかりに目がいき、自分の心まで乱されてしまうのです。

私の場合、仕事の後任へのやり取りがまさにそうでした。
引き継ぎ資料を渡しているのに確認していない様子。さらに返答にはどこかトゲを感じて、まるで「お前の説明は役に立たない」と言われているような気がしたのです。

結果として「本当にバカなんじゃないか」と思うくらい腹が立ち、強いイライラに支配されました。
しかし、ここで理解したのはイライラは冷静な判断力を奪うということでした。


冷静になるための考え方

時間をおいて振り返ると、相手の文章が「トゲがある」と感じたのは、私の受け取り方の問題かもしれないと思えてきました。
そして、その後任は処理能力が低く、社内でも問題ありとされている人物。自分一人が苦労しているのではなく、周囲も同じように感じている可能性が高かったのです。

そこで気づいたのは、相手を変えようとしなくてもいいということ。
「放っておけば勝手に失敗するだろう」と考えたら、気持ちが楽になりました。

必要最低限の対応だけで良いと割り切ることで、冷静さを取り戻せたのです。


割り切りは逃げではなく、自分を守る方法

人間関係の中で「すべてに全力で応える」ことは必ずしも正解ではありません。
相手が誠意を受け取る準備がないときに全力で向き合うのは、自分をすり減らすだけです。

だからこそ、割り切ることは自分を守る方法だと思います。
相手の責任を自分が抱え込まない。必要最低限を伝え、それ以上は踏み込まない。これだけでイライラの消耗はぐっと減ります。


昨日より冷静になれた=小さな成長

重要なのは、昨日より少し冷静になれたと感じられたことです。
昨日はイライラに支配されていましたが、今日は一歩引いて冷静に考えられた。

相手に変化はありません。変わったのは自分の捉え方だけです。
それでも、「昨日よりマシだ」と思えることは立派な成長。

成長は一気に訪れるものではなく、日々の小さな積み重ねの中にあります。


ジャーナル習慣で感情を整理する

ここで役立っているのが「ジャーナルを書く習慣」です。

ノートからスマホへ

以前はノートとペンにこだわっていましたが、忙しいと続けにくくなり、やめてしまいました。
そこで今はスマホにメモを残すようにしています。

理由はシンプルで「ノートに書くのがめんどくさかった」から。
でも、やらないよりは短くても書くほうがいいと気づいたのです。

スマホでジャーナルするメリット

  • いつでもどこでも書ける
  • 短い時間で感情を外に出せる
  • 数行でも書けば冷静さを取り戻せる

スマホに切り替えてから、自然と続けやすくなりました。


続けるコツは「やらないより少しやる」

習慣は完璧を求めすぎると続きません。
だからこそ、やらないよりも少しでもやることが大切です。

ノートにしっかり書けるときは手書きで、忙しいときはスマホに数行だけ。
この柔軟さが、ジャーナルを続ける秘訣だと思います。


まとめ|小さな成長を積み重ねよう

  • イライラは視野を狭くする
  • 冷静さを取り戻すには「割り切り」が大切
  • 昨日より少し冷静になれたら、それは立派な成長
  • ジャーナル習慣は感情整理に役立つ
  • ノートにこだわらず、スマホでも続けることが大事

人間関係でイライラするのは自然なことです。
大切なのは、そこからどう立て直すか。

昨日より冷静に対応できた。
それだけでも十分に成長。
そしてこの積み重ねこそが、未来の自分を作っていくのです。

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