
「運動したほうがいいのはわかってる」
「でも、続かない。楽しくない」
そんな気持ちを何度も味わってきました。
それでも今は、ジムでの筋トレがちょっとした日課になっています。
最初は義務感でしかなかったのに、気づけば“楽しい”と思えるように──
この記事では、そんな変化が訪れた理由や、30代の私が無理なく続けている習慣の工夫をお話しします。
義務感で始めた筋トレ。でも最初は全然楽しくなかった
30代に入ってから、体力の衰えや姿勢の乱れを感じるようになり、「そろそろ運動しないと」と思い立ったのが筋トレを始めたきっかけでした。
でも、正直しんどい。
「今日もやらなきゃ…」「やってもすぐに効果なんて出ないし…」
そんな義務感ばかりで、楽しさなんて微塵もありませんでした。
少しずつ見えてきた“体の変化”がうれしかった
それでも、毎日ほんの少しずつ続けていたら、ある日ふと気づきました。
フォームが安定してきたり、姿勢が前より良くなったような感覚がある。
トレーニング後の“いい疲れ”が、なんだか心地よく思えるようになっていたんです。
そしてなにより、翌日にくる筋肉痛が達成感につながるようになりました。
「昨日ちゃんと動かしたんだな」「自分にちゃんと向き合えたんだな」
そんなふうに、自分との小さな約束を守れたような感覚が生まれてきました。
続けられた理由は「完璧じゃなくていい」と思えたから
昔の私は、「毎日やらなきゃ意味がない」「1日でもサボったら終わり」と思っていました。
でもその考えは、私を何度も挫折させました。
今は、**「やらない日があってもいい。だけどやめなければいい」**と思っています。
“がんばりすぎない”筋トレが、今の私にはちょうどいい。
ジムでやっているのはこの3つだけ(部位ごとにローテーション)
家トレではどうしてもサボりがちだったので、最近はジムに通うようになりました。
私がやっているのは、たった3種目だけです。
- プッシュプレス(肩・腕まわりをバランスよく使える)
- レッグプレス(下半身をがっつり鍛えられて気分もスッキリ)
- ラットプルダウン(背中に効く感覚がクセになる)
これを日替わりでローテーションして、部位ごとに回復期間を確保しています。
たとえば「今日は背中、明日は脚」というように、自然に休ませながら無理なく継続できるスタイルです。
「環境の力」でサボりグセを断ち切る
家だとスマホを見たり、気が散ったりして、つい後回しにしてしまうことが多かった私。
でもジムに行けば自然と“筋トレスイッチ”が入ります。
筋トレを「頑張ること」ではなく、「自然にやれる環境を選ぶこと」に変えたのも、私にとっては大きな変化でした。
扱える重量が少しずつ増えてきたのも、シンプルにうれしい
最近は、最初より扱う重量が軽く感じるようになってきました。
「前は10回で限界だったのに、今は12回いける」
そんな小さな手応えが、純粋にうれしい。
この“目に見える成長”が、次もやろうと思える理由になっています。
きっと何事も「義務感→楽しさ」に変わる瞬間がある
筋トレって、単なる運動じゃなくて、自分と向き合う時間なんだと感じるようになりました。
「今日は無理せずに、できる範囲で」
「昨日よりちょっとでも自分を動かせたら、それでOK」
自分に優しく向き合いながら、コツコツと積み重ねる。
その感覚が、筋トレを楽しいと感じられるようになった一番の理由かもしれません。
おわりに|30代から始める“自分を育てる”筋トレ
もし今、筋トレがしんどい、続かないと感じているなら、焦らなくて大丈夫です。
私もそうでした。
でも、毎日ほんの少しずつでも続けることで、義務感が“楽しさ”に変わる日がきっと来ます。
これは筋トレだけじゃなく、きっと他のことにも通じる感覚だと思っています。
完璧じゃなくていい。サボってもいい。
でも、やめなければちゃんと自分は変わっていける。
これからも、自分のペースで、ゆるく、でも前向きに。
そんなふうに、30代の今を丁寧に過ごしていきたいです。
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