保湿をやめたら肌が変わった|アトピー肌が選んだ脱保湿の道
アトピー歴=人生の歴史といっても過言ではないほど、ずっと肌トラブルと向き合ってきました。
そんな自分が6年前に決断したのが「脱ステロイド」と「脱保湿」。
最初は本当に地獄でした。
皮むけ、かゆみ、熱感、そして日常生活もままならないような状態…。
でも――それを乗り越えた先に、「なにも塗らなくても平気な肌」が待っていたのです。
脱保湿を始めたきっかけ
6年前、ステロイドと保湿剤のループから抜け出したいと思ったのがきっかけです。
毎日何かを塗っては悪化、また塗るの繰り返しに疑問を感じ、思い切って「脱保湿」を決行。
当然、最初はリバウンドでひどく荒れました。
でも、それでも“肌が自力で再生する力”を信じて、1日1日を耐えました。
脱保湿リバウンド期のリアル|地獄のような日々だった
脱保湿を始めた最初の数週間――
正直に言って、「生きている心地がしなかった」です。
顔中が真っ赤に腫れ上がり、皮膚はボロボロと剥がれ落ち、
昼も夜もかゆみでまともに眠れない。
朝起きれば枕に皮膚が落ちていて、鏡を見るたびに絶望していました。
外に出るのも怖かった。
人と目を合わせることができず、できる限りマスクや帽子で顔を隠し、
まるで自分が“何かに罰せられているかのような”気分になっていたんです。
「いつか綺麗になれる」
「この地獄を抜けたら、本来の肌に戻れる」
その想いだけを胸に、毎日を耐えていました。
保湿もせず、薬も塗らず、自分の肌の再生力を信じ続けた日々でした。
そこからの変化
- 洗顔後に何も塗らなくても乾燥しない
- かゆみも落ち着き、肌の赤みが少しずつ消えていった
この体験は、肌との付き合い方に大きな自信をくれました。
そして、半年ほど前…
ちょっとしたきっかけで「化粧水だけ塗る」生活を再開。
それは、「もう大丈夫だろう」という油断でもありました。
最初の数か月はなんともありませんでしたが、最近になって肌荒れ再発。
前よりもピリピリ・かぶれが目立つようになり、「この化粧水なら大丈夫」と思っていたものさえ、肌が拒否反応を示し始めました。
やっぱり「何も塗らない」が自分にとっての正解だった
化粧水は確かに保湿はできるけど、赤みやかゆみが出てしまう。
数か月して最近の肌荒れの原因がそれだったと気づきました。
だからこそ今、はっきり言えるのは――
「何も塗らない」ことが、自分にとっての一番のケアだということ。
脱保湿で感じた肌の変化|自分の感覚ベースで言えること
- 赤みが明らかに軽減
- 傷がジュクジュクせず、すぐ乾いて回復が早い
- バリア機能が回復している実感
これは肌の自己治癒力が戻ってきた証拠だと、自分の体感で強く感じました。
もう一度、脱保湿を始めます
今回の肌荒れを機に、もう一度「脱保湿」に立ち返ろうと思います。
6年前の初心を思い出し、再確認として再挑戦します。
脱ステ・脱保湿は万人に合うとは限らない
あくまで自分の体験談であり、全ての人に同じ結果が出るとは限りません。
特にリバウンド期の負担は大きく、始める際は慎重な判断が必要です。
肌荒れと生活習慣の関係も大きい
生活習慣を見直すことで、肌の調子も安定するようになったと感じています。
- お酒を毎日から月1〜2回に減らした
- 筋トレを習慣にした
- 睡眠時間の確保
- 食生活の見直し(シンプル・高たんぱく)
自分の肌と向き合うという選択
正解は一つではありません。
「自分にとって合っているか」を見極める目と感覚を大切にしていきたいと思います。
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